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快眠アトリエ
ギャラリー
店長、小池敏文の伊那谷風景及び山岳画
先日28年11月24日季節破りの大雪があり
記録がある中では54年ぶりとか?飯田市でも14㎝、わが家は20㎝近く積もりました。朝起きたら真っ白【お父さん大雪だよ!」ってさけんだら「今時そんなに積もるか?」って言われちゃったとお客様が話してくれました。夜中の2時ころから降り積もったようです。気象庁はこれも温暖化の現象だといっています。地球が我々人間を怒っているのでしょうか?
右の絵は10数年前1月27日お昼頃から降り始めた雪がどんどん降り続け夜まで降り積もり積雪60センチになった時の風越山です。30年ぶりの大雪で交通網は寸断され、市中は捨て場がなく積み重ねた雪山があふれ日常がしばらくなくなりました。
風越山は飯田市のシンボル、市民に愛され続けている山であり山容が美しく様々な角度から見た【おらが風越山】があります。雪道をかき分けいくつかのポイントからスケッチしました。
こちらの風越山はまた別の日。2000年の「風越山を描く」個展に向けて制作した作品です。わたし自身もこの山には愛着があり、くしくも初めて描いた油彩ーー(中学3年の美術クラブで塩沢先生に手ほどきを受けながら)ーーは風越山でした
おおらかで優しくて柔らかな佇まいに包まれて育ったように感じています。いつもそこにあった「山」でした。
20代の後半絵描き修行の半ばで飯田に帰省していたころ描いた「作品」です。伊那谷と飯田市をモチーフにしたF50号の仕事です。田舎の良き暮らしが大型店進出や経済のグローバル化によって失われ始めた直後の地方都市の市民の心情が我が身と重なりシュールな画風となりました。今もその戦いは続いているように思えますが・・・・人の幸せは難しいものですね?
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